【感想】クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ

ゲーム

【ネタばれなし!】プレイ感想

とうとう発売されましたね…!

早速プレイしてクリアしましたので記録に残しておきたいと思います。

ちなみに私は「ぼくのなつやすみ」シリーズは1~4まで全プレイ済み、「オラ夏」もプレイ済みです。筋金入りの「なつやすみ」好きです。

フミ
フミ

結論から言うと楽しかったです。「オラ夏」よりもゲームとしてパワーアップしています!

簡単に言うと「ぼくのなつやすみ」の作成会社が開発協力した「クレヨンしんちゃん」のキャラクターゲームです。

「ぼくのなつやすみ」シリーズおなじみの図鑑作成や釣り、虫取り、収集に加えて、オリジナル要素のトロッコレースを楽しめます。

このシリーズの一番面白いところはやっぱりシナリオです。

フミ
フミ

今回もパッケージからすでにノスタルジーしかなくて期待しかありません。

クレヨンしんちゃんなのにおっさんホイホイ。笑

秋田に長期出張のひろしについていく形でオオマガラナイ村の古民家に一時引っ越しする野原一家。

縁側で目を覚ますしんちゃん。
エアビーとか使ったんでしょうか。最初ひろしの実家かと思ったんですが違うんですよね。。。

ひろしの父・銀の介、母・つる、兄・せましも遊びにやってきてにぎやかな秋田の初夏を堪能します。

村の人たちと交流を深める中、派手なキッチンカーで全国でご当地カレーを作る旅をしている青年・高井空にも出会います。

ひろしの出張理由はご当地の名産品を作ること。

双葉商事って前メキシコにも辞令出してましたよね。。。結構大手の食品メーカーなんですかね?

高井とひろしは村の人の協力も仰ぎながらご当地カレーを作るために奔走します。

村で過ごすある朝、シロが真っ黒になって帰ってきました。

朝帰りのうえ、真っ黒になっているシロ。

シロは「おしりあいの石」をしんちゃんに手渡すと村はずれに誘います。

不思議なことにもう永く使われていなそうな線路上を電車が走ってきます。

どう見ても廃線した駅のように見えるけど……。
中は無人なのに勝手に電車が動き出す!この電車の作りが結構好きです。

シロとしんちゃんが乗った電車の行先は不思議な炭の町なのでした。

「いい風が…吹いてるゾ!」とまるで5歳児とは思えない発言のしんちゃん。
この美しさ!ファンタジー表現が混ざる世界観が「クレヨンしんちゃん」らしくていい!
秋田にきて2~3日過ぎてるんですが、炭の町に来て初めてオープニングテロップが出るんですよね~。エモい。

「オオマガラナイ村」と「炭の町」の2つのフィールドを探索してきます。

また、移動区間ごとに時間が経過するシステムがあり、「オオマガラナイ村」フィールドでは「昼」と「夕」そして「夜」の切り替えがあります。

風さえ感じるような田舎の初夏。日差しの再現度が美しい!
夕方。シリーズ恒例の「お迎え」。どこにいても気づかれるのはもはや恐怖。
田舎の夜の意外といろんな音でにぎやかな感じ、伝わりますか?

対して「炭の町」フィールドでは時間経過システムは同じものの、「夕」のみしか存在しません。

夕方しかない炭の町。ノスタルジック~。

また、「夜」に関しては「オオマガラナイ村」フィールドのみ探索可能ではありますが、行けるエリアが限られています。

「ぼくのなつやすみ」シリーズ、「オラ夏」をプレイされていた方は日数制限が気になるかと思いますが、本作は日数制限システムがありません。

メインミッションを進めない限りは何日でもストーリー展開を止めておけますので、安心して採集に臨めます。

一言でいうとストーリーを進めていくスタイルのどうぶつの森です。(説明が雑)

みんなのお願い事をしんちゃんが走り回って叶えていきます。

さすがスーパー5歳児。

ゲーム性、難易度ともに低めでゲームを普段やらない方や小さい子どもでもプレイできます。

何をもっていけばいいか忘れても大丈夫!ミッションを開放するごとに内容や必要素材数をいつでも見れます。

基本的にゲームとして面白くなっていました。

  • 日数制限システムの撤廃
  • フィールドの増加による全体ボリュームの倍増
  • ストーリー展開の完成度向上
  • クレヨンしんちゃんのキャラゲーとしての完成度向上

特に全体ボリュームが増えたのが良かったです。

「オラ夏」ではクリアまでの所要時間10時間程度でした。(これは私のシリーズのやり慣れがあると思いますが)

本作は20時間程度でクリアですのでボリュームが倍増してます。

ストーリーも「オラ夏」では結構あっさりしていたのですが、本作はしんちゃんの映画を一本見たくらいの内容の濃さでした。

美術が美しかった~。どこを切り取ってもパッケージになりますね。

ああああああああ!美しい!エモい!!!

まったくの前知識なしのわっくわくでプレイし始めたのですが、一発目に「オオマガラナイ村」の名称を見たときに爆笑しました。

フミ
フミ

もう、このネーミングセンスがしんちゃんよw

私は秋田に行ったことないんですが、自分の故郷を思い出してちょっと懐かしくなりました。

また、前作「オラ夏」ではちょっとした小話に「クレヨンしんちゃん」要素と「ぼくのなつやすみ」要素がのっかった印象が強かったのですが、今回はちゃんと軸に「クレヨンしんちゃん」があって、システムやゲーム性として「ぼくのなつやすみ」が採用されている印象でした。

初夏の日差しの表現にじいちゃんの頭に太陽を持ってくるセンスは「クレヨンしんちゃん」ですよね~!
もじゃもじゃヘアにしてみようかという銀の介。「ぼくのなつやすみ」だとぼくくんがカメラを向いて首をかしげて終わりですが、「クレヨンしんちゃん」だとちゃんとツッコミ入れてます。(笑)
おなじみの耳フゥ~も見れる!(笑)風間くんじゃなくてオリジナルキャラクターのエースくんがくらいました。

不満ポイントは以下。

  • 虫取りするときに虫の居る位置と奥行がわかりづらい。網を無駄に振りまくる奇行に走ってしまう
  • 釣り一回に時間かかりすぎる
  • 図鑑を見ても再度採集するときのヒントの記載がない
  • すべての採集が運ゲーすぎる
  • 図鑑が結構薄いのですぐに集まる
  • 場面切り替え時に方向操作を誤ってしまい無駄に時間を使ってしまう
  • バス停一度行ったらもう行かない
  • メインミッションの達成条件に対してヒント少な目
  • トロッコレース、楽しみにしてた割には操作はRボタン押すのみ

技術がいらない分、運や記憶ゲーにどうしても振ってしまう印象です。

ターゲット次第ではありますがもうちょっとバランスよくできそうかなと思いました。

評価するなら20点/30満点中

  • シナリオ ★★★★☆
  • ゲーム性 ★★☆☆☆
  • 操作性 ★★☆☆☆
  • 美しさ ★★★★★
  • わくわく ★★☆☆☆
  • ノスタルジー ★★★★★

クレヨンしんちゃんの「映画」が好きな人(特に大人帝国、戦国アッパレ

簡単な操作で虫取り、魚釣りをしたい小さい子

30代以上のノスタルジックな雰囲気を味わいたい大人の人

めっちゃ楽しかったです…。

ゲーム性はまあ作業ゲーではあるんですが、シナリオとバックグラウンドの良さがもう好き。

語り足りないので別記事でシナリオ/バックグラウンド考察とネタバレ版のプレイ感想も書きたいと思います~。

なんでクレヨンしんちゃんとノスタルジックの組み合わせって強いんだろう……?

平成を生きる5歳児だから本編はノスタルジック性皆無なのに。(笑)

より古い時代のサザエさんでやってもドラえもんでやってもなんか違うんですよね~不思議と。

次回作も大期待しています。

DLCでるかな~???

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